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魍魎の匣 第9話 『娘人形の事』 感想ネタバレ ―前編―

感想 魍魎の匣京極堂】 娘人形の事 9話 9話
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
†: ↓ストーリー概要//                       
♪  バラバラ殺人事件と、加奈子失踪の調査の過程で、楠本君枝の自殺を食い止めた榎木津や関口に、久保竣工の小説を読んだ上で何かに気付いたのか、彼がバラバラ殺人事件の犯人であると、京極堂によって示唆される。次の犠牲者候補として頼子が挙げられる。然し頼子保護の要請もむなしく、頼子の両腕が発見されてしまった。

†//続きを読むで感想 *ネタバレ全開 完成





†:本編感想。



   京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『頼子と加奈子と久保の顛末…ここからが本当の地獄だぜ…。』
 頼子母との対決もたっぷり15分かけて放送w。冒頭も遂に関口ではなく、久保に変異。 そして冒頭の小説が何を表現しているのか、来週で判明するでしょうね。…というか、次回 果たしてアレはちゃんとやるのか…。ウチとしては其処で評価が分かれるかもしれない…。









魍魎の匣 腐麗蝶の柩
 何処のサイトも久保がサイコだから殺人を犯したたという見解ばかり。
是はアニメスタッフの責任だ。何でアニメスタッフはあの下りをカットしたのだ。
『精神疾患を持っているから殺人を犯しても不思議じゃない』という考え方は原作で最も京極堂が愚劣と否定している見解なのに・・・。
先天性や動機等ではなく、実際に行った殺人行為自体に対して、健常者も精神疾患者も裁くべきというのが、原作の考え方なのに…。どうでも良いのかな、そういう所は。













†:楠本家の悲喜劇にみる事件関連者のメタファー。
―前編―



   京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『頼子母さんのシーンをこんなに丁寧にやってくれるとは。』
 頼子母は、最初の結婚はうまくいっていた、だが、頼子が生まれた直後に夫が荒れはじめる。
夫は子供嫌いだったのだ。やがて離婚。その後は親戚を転々。だが戦時中という事もあり、
頼子と母は煙たがられる。中には世話する代わりに身体を求められる事も。しかし頼子母は愚かな事に恩義に報いる為にと応じる。これがさらに親戚類に罵られる結果となり居場所を失っていく。









京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『匣というのは自己の世界と、外界と隔てるモノと見ても良い。』
 最初の結婚以前、両親が離婚し転々としてきた思春期を過し、さらに成人しても転々として きた頼子の母親、君枝は『家』に執着するようになる。そうして戦後、東京のヤクザと結婚。だが、
此の時に君枝は、ヤクザ自身ではなく、彼が持っていた 『家』という『箱』と結婚したのだ。









京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
 君枝はいつしか、安定した『家』という外界を遮断する箱が自分達にも在れば 家族が安定すると、
錯覚していたのである。だからヤクザ夫がどんなダメ人間でも彼女には問題なく幸せなのだ。









京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『心の発達には段階があるので2段飛びはイレギュラーを起こす可能性がある。』
 頼子が母親とヤクザ父を嫌った理由は、両親の寝屋での情事を覗き見た可能性があると、
心理学を学んだ関口は分析しているが、実際は原作でも語られていない。確かに幼少期に其れ を
覗き見る事は何らかしらのトラウマになり、後のバイアスによっては嫌悪の対象になりえる。









京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『榎木津を雄と見れないほど浮世離れした人形と認識したからだろうか?。』
 確かに頼子はあらゆる雄の顔をした男を毛嫌いしている。本編でも語られたように、木場は、
恋愛以外の警察の仮面を被れば、女性と対等になれる体質。だから頼子もある程度警戒しなか ったのだろう…。だが、榎木津への頼子の態度が改変だなぁ…。かなり不満な描写と思う。









京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『百合を期待して見始めた人は今どうしているのだろうか?。』
 ヤクザ男は案外律儀で、その後、何処とも無く蒸発した折に君枝に離婚届と、家の権利書を 渡している。君枝は勿論、「家」が手に入れば男はどうでも良いので、逆に安堵感を得る。

 そうして君枝は、家を護ろうとするあまり、頼子と君枝に近付く全ての人間が家という
「箱」を奪うモノに見え始めた。是が頼子が加奈子と接した時に豹変した君枝の心理。









降旗@狂骨
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『老若男女の友情など全て性交の代価行為に過ぎない!!。』
彼の分析を基にすると、頼子が加奈子を求めたのは、"男性"である"雄"を排除する故に、

本来の異性を求める感情の"隙間を埋める"代価行為の必要に迫られた。その結果としての表象に、

"否男性"の"雄"= 『加奈子』に求められたともいえる。






*降旗は魍魎の次回作の登場人物。この人ならこういう事言いそうだけど、京極堂は全力でNOするだろうなw。









頼子
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
 "自身と頼子を護る為"に護り続けた家だったが、娘が加奈子という『外部性』に接触した事で、

頼子自身が、匣を破壊する 外部性を帯び始める。

 敵意は本来護る存在だった頼子に向けられる。同時期に御匣様に信心したが、勝手に君枝によって判断材料の裏づけ利用されたに過ぎない。全て君枝の中での自己完結した論理なのだ。









久保
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『ああ可哀相に・・・おじさんがしまってあげようね。』
 然し頼子が家に戻らぬようになり始め、喪失感から君枝は本来の公式に立ち戻る。
外部性=魍魎として忌み嫌っていた頼子は再び 『庇護存在』へと変異した。然し既に二人の関係性 は破綻しており、勝手に御筥様の論理を後ろ盾にしてしまった君枝には、魍魎はこの家と成る。









久保
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『うまくいかない…ダメだ!この娘の心が腐ってるから失敗する!。』
 だが、頼子と家=匣を護る自身の願望と、 頼子or家=魍魎という公式は矛盾する。
魍魎は追い払わねば成らないが、 魍魎を追い払えない。






だとすると彼女の中の優先順位では、自分こそが最も優先順位の低い存在であり、
即ち自分こそが"頼子"と"家=匣"にとっての外部性=『魍魎』となる。






是が彼女が首を括るまでの心理変化で或る。













久保竣工
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『匣に入る事をご希望の方は↑をクリックして私にまでご連絡を。』



→【魍魎の匣】 第8話 『言霊の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第7話 『もうりょうの事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第6話 『筥の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第5話 『千里眼の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第4話 『火車の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第3話 『羽化登仙の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第2話 『狸惑わしの事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第1話 『天人五衰の事』 感想はこちら -->
→公式サイト



次回 【魍魎の匣】第10話等より早く匣の中が見たい。

テーマ : 魍魎の匣
ジャンル : アニメ・コミック

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