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魍魎の匣 第9話 『娘人形の事』 感想ネタバレ ―後編―

感想 魍魎の匣京極堂】 娘人形の事 9話 9話
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
†: ↓ストーリー概要//                       
♪   →前編を先にどうぞ。

†//続きを読むで感想 *ネタバレ全開 完成





→前編を先にどうぞ。

†:楠本家の悲喜劇にみる事件関連者のメタファー。
―後編―


京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『俺はホットクよwという人はそもそも彼女達の中の登場人物ですら無い。』
 可笑しな母親、宗教が悪いと一笑に附すのは簡単、だが彼女の中での論理では、此の過程 以外の方法では、自身の幸福を得られなかったのだ。そうして自身の最優先事項

幸福=頼子を護る家という匣

を護る為には自身の死以外の道は無かったのである。勿論一般的な幸福は得られないのだが、
彼女には是自体が幸福と錯覚してしまっていたのである。彼女を此の論理から外すには、
彼女達親子を誠意に接する内部性=家族が必要だったが、それも無い。誰が此の論理に入り込める 事が出来るのであろうか、そして、入り込み、取り込まれない勇気が或るのだろうか。









京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『榎さんは実は思慮深く冷静だからね。唯導き出した結果しか言わない。』
 然し相手が見た記憶から像のみを視る、榎木津の能力で、少なくとも御匣様と同じ地位程度の
登場人物には入り込めた。そして過去の解明により、こちらの論理に君枝を近づけさせる事に成功。

 そして頼子の喪失の可能性という、君枝にとって最悪の不幸の可能性を開示する事で、
彼女の自殺という、当面の現実的な脅威を、冷静に食い止める事に成功したのである。









京極堂
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『カットしろよw加奈子事件とか本編とは無関係じゃんw。』
 さて↑のように、頼子親子の関係を本編で描写した事に疑問を感じる人も多いだろう。





然し是等は 『魍魎の匣』という事件に関った

"犯人"側の全ての登場人物達の関係性のメタファーなのである。









久保
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『私はただ幸せになりたいのです。嗚呼あの男が羨ましい。』
 幸福を実際の対人関係でなく家のような"物体"、或は"具体性"に求めた君枝。それは、次回 以降に語られる全ての"犯人"側の人間達の境遇に具体的な贅肉を外した本質で当て嵌められる。








絹子
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『ここまで来れば、殆どの人が事件の概要が判るのでは無いでしょうか…。』
上記のような論理は、自分の中で勝手に作られた論理であり、本質的に、その対象自体が
幸福という"具体性"のある"物体"では無い。然し自身の中で論理が成り立っている状態では、 其れらは本来の役割以上に、蠱惑的に自分に語りかけ、束縛し始めて来るのだ。









久保竣工
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『素晴らしい・・・是は芸術品だ・・・。』





実像の無い魍魎の実像を得ようとする者は魍魎に触れようとする。
そして彼らは魍魎の匣の中身の魅力に束縛される。






匣を覗いた者は魍魎に触れ…

そして匣の中の魍魎となる。



→第7話の感想と併せて本記事を読んでいただくと魍魎の意味が伝わると思います。










久保竣工
魍魎の匣 腐麗蝶の柩
『匣に入る事をご希望の方は↑をクリックして私にまでご連絡を。』



→【魍魎の匣】 第9話 『娘人形の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第8話 『言霊の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第7話 『もうりょうの事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第6話 『筥の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第5話 『千里眼の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第4話 『火車の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第3話 『羽化登仙の事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第2話 『狸惑わしの事』 感想はこちら -->
→【魍魎の匣】 第1話 『天人五衰の事』 感想はこちら -->
→公式サイト



次回 【魍魎の匣】第10話等より早く匣の中が見たい。

テーマ : 魍魎の匣
ジャンル : アニメ・コミック

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